世を捨てれば楽になる

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世を捨てれば楽になる

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  • サイズ B40判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784309023724
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

もう死ぬと思っていたのに、ハチャメチャに毎日が過ぎてゆく!妻、娘、孫を巻き込んだマンボウ一家の大騒動。老いのユーモア36篇!

【著者紹介】
1927年、東京生まれ。東北大学医学部卒業。60年『どくとるマンボウ航海記』がベストセラーに。同年芥川賞、64年毎日出版文化賞、86年日本文学大賞、98年大佛次郎賞を受賞。2011年10月逝去。

内容説明

人生、人それぞれ。自分なりに、まあよくやったと思えばいいのだ。あとは風まかせ、妻まかせ、娘まかせ。老いの境地をユーモラスに綴る36篇!

目次

第1章 マンボウ老年記(肺炎で又もや入院;喫煙哀話 ほか)
第2章 マンボウ執筆奮闘記(処女喪失者の弁;投稿原稿のこと ほか)
第3章 マンボウ食物記(子供の頃の食事;病気と食物 ほか)
第4章 マンボウ幼少記(地球は丸いか;昆虫 ほか)
第5章 マンボウ家族騒動記(チャコの死;ポケモン ほか)

著者等紹介

北杜夫[キタモリオ]
1927年、東京生まれ。東北大学医学部卒業。60年『どくとるマンボウ航海記』がベストセラーとなる。同年『夜と霧の隅で』で芥川賞、64年『楡家の人びと』で毎日出版文化賞、86年『輝ける碧き空の下で』で日本文学大賞、98年には斎藤茂吉評伝四部作で大佛次郎賞を受賞。ユーモアあふれるエッセイでも多くのファンに親しまれた。2011年10月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

双海(ふたみ)

19
久々にマンボウにどっぷりと浸かりました。表紙の絵もほんわかしますね。2015/05/04

Michiko

3
北さん、晩年になっても北さんだなぁとしみじみ思いました。私が北杜夫さんを読みふけったのはもう半世紀も前でした。久々の北さん、懐かしかったです。2015/09/15

subuta

2
著者の晩年の随筆を集めたもので、心身の衰えや遠くない死を強く意識した話が中心になっている。親しい人たちが他界していく寂しさ、少年期への懐かしさなど、おそらく歳をとれば誰でも思うことなのだろう。本来その時が来るまで分かりようのない感情が垣間見えた。2018/11/11

ははさん

2
久しぶりに読んだ北さんの本。若い頃、ドクトルまんぼうシリーズにはまっていたのを思い出しました。今回の本は北さんの家族愛が強く感じられました。随所にみられる情景描写も北杜夫ならでは。また、昔の作品を読み返してみようと思います。2016/07/17

Taka Taniya

2
北さんのエッセイ久々に読みました。淡々としながらもユーモア溢れる文体が大好きでした。もう亡くなって随分経つんですね。北さんファンの方でしたら、オススメです。2015/06/07

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