A

個数:

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月29日 06時49分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 273p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309023021
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

米文学賞「デイビッド・グディス賞」受賞作家にして『掏摸(スリ)』などが世界中で翻訳されベストセラーの著者が放つ至極の作品集!

「一度の過ちもせずに、君は人生を終えられると思う?」

風俗嬢の後をつける男、罪の快楽、苦しみを交換する人々、妖怪の村に迷い込んだ男、決断を迫られる軍人、彼女の死を忘れ(忘れに傍点)小説を書き上げた作家……
ベストセラー『掏摸(ルビ:スリ)』など世界中で翻訳。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル年間ベスト10小説に続き、米文学賞、デイビッド・グティス賞も受賞
いま世界が注目する作家が放つ13の「生」の物語!!

[収録作]
「糸杉」「嘔吐」「三つの車両」「セールス・マン」「体操座り」「妖怪の村」「三つのボール」「蛇」「信者たち」「晩餐は続く」「A」「B」「二年前のこと」+著者あとがき

【著者紹介】
1977年愛知県生まれ。2002年『銃』で新潮新人賞を受賞しデビュー。04年『遮光』で野間文芸新人賞、05年『土の中の子供』で芥川賞、10年『掏摸』で大江健三郎賞を受賞。

内容説明

風俗嬢の後をつける男、罪の快楽、苦しみを交換する人々、妖怪の村に迷い込んだ男、決断を迫られる軍人、彼女の死を忘れ小説を書き上げた作家…いま世界が注目する作家が放つ13の「生」の物語。

著者等紹介

中村文則[ナカムラフミノリ]
1977年愛知県生まれ。2002年『銃』で新潮新人賞を受賞しデビュー。04年『遮光』で野間文芸新人賞、05年『土の中の子供』で芥川賞、10年『掏摸』で大江健三郎賞を受賞。12年『掏摸』の英訳が米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの年間ベスト10小説に選ばれる。作品は各国で翻訳され、14年David L.Goodis賞(米)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 4件/全4件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナイスネイチャ

193
図書館本。短編集。どれも独創的な作品集。「セールスマン」なんかは思春期中高生男子のセリフだろっていうぐらい。「生」の物語というより「性」の方が強い。ただこの作家さんは癖になるなぁ。2015/10/08

ケンイチミズバ

152
著者に関しては、時々アブナイ作品の人という認識です。冒頭、ああやっぱり狂ってるな、他のもかなとの思いを抱きながら手にしました。停まる駅がない列車は、伊坂さんのセミンゴを彷彿としました。糸杉はゴッホと同じ幻覚を追体験してるかのようです。シュースポスの神話状態にある蟹の語り、夢や希望はあるというだけで届かないのが人生の本質に頷きながら入り込めないところだったが、蛇は秀逸、AとBはうなりました。ラストは自身の作家としての独白で、文学に向き合う素朴な葛藤が感じられました。いい人じゃんと思ってしまいました。2016/07/11

chimako

108
ごく普通の主婦である。フルタイムの仕事をし毎日何ページかの本を読む。今のところ食べるのに不自由はないが鮑や松坂牛が食卓にのぼることはまず無い。ささやかな悪意はお互い様とやり過ごし、胸の内でため息をつきながら笑顔を作ることも出来る。一番大きく括られた集合の片隅が住処。そのありふれた読者が時々出会う本に全く次元の違いを感じることがある。今回は短編集。連作かと思いながら読むうちに「この読み方ではわからない」ことに気づく。読み方を変えても融合できないのはこの本と自分の住処が違うからだろう。最終編だけは胸に落ちた。2017/02/02

ケイ

103
珍しく短編集。前半の作品は、気を滅入らせる波長。下品な所もあり、作者の良さが出ていない。自身が後書きで触れていた四品のうち、まず官能小説特集に書いた二品、『蛇』若い縛られた女と老人、そしてそれを見る第三者の関係と、檻に入ってハムスターを飲み込み檻から出られなくなった蛇の話とが絡み合う艶かしさがよくでていた。『信者』では神の面前で性行為を行う男女を神が見ていたら?との問いかけに衝撃を受ける。表題の『A』、戦争がもたらす狂気がよく伝わってきた。2014/09/15

R

102
短編集でした。純文学とカテゴライズしていいのか、戸惑う感じで、私小説めいた、あるいは、人間の根源的な暗さを描いているんだけども、どこか突き放したようなばかばかしさをまぶしていて、暗く落ち込むばかりではない内容でした。著者自身の何かが反映されているのかわからないけども、何かしらの現代文学に関する批評と批判と、愚痴が織り交ぜられていて、さらには下ネタも含むどうしようもない堕落も描かれていて、読んでみれば楽しい小説ばかりだったように思います。何に対するかはわからないけど、鬱屈というものが存在すると感じました。2017/10/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8140457
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。