命の時間を抱いて

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命の時間を抱いて

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  • サイズ B40判/ページ数 251p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784309022888
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

医者人生50年。患者とともに生と死を見つめ続けてきた命の時間。人間としてどう生きるか。日本屈指の名医が描く感動のエッセイ。

【著者紹介】
1936年東京生まれ。慶應義塾大学医学部大学院修了後、アメリカのジョージタウン大学留学。杏林大学名誉教授。日本屈指の名医。『心に残る患者の話』『医者が見つめた老いを生きるということ』等著書多数。

内容説明

医者人生50年。患者とともに、生の喜びと死の哀しみを見つめ続けてきた命の時間。人間として、どう生きるか。屈指の名医、感動の書き下ろし!

目次

生前供養―生の終わりを前に、人は思う。生きた証を伝えたい、と
北斗星―無数の偶然が重なり、出会いは必然となる
臨床医への通過門―患者の話をよく聞く。すべてはそこから始まった
“怠け者”ではなく病気だった―今の自分にとって、できることを見出す
医者嫌い―現実から逃避していては、何事も生まれない
告知せず―希望のなかで過ごせる時間を、少しでも長く
ミスの功罪―一人の命を救った、奇想天外な出来事
信頼というイリュージョン―人の心を、すみずみまで理解することはできない
人生の半分は運で決まる―生と死の明暗を分ける、第一の運と第二の運
忘れられた老人―二つの家庭を持つという生き方
時限爆弾―忍び寄る死の影と、人生の楽園
不幸は単独では決してやって来ない―妻に先立たれる、ということ
みずから切り開いた活路―絶望のなかでも、人は生きる
祈り―人智を超えた不思議な力

著者等紹介

石川恭三[イシカワキョウゾウ]
1936年、東京生まれ。慶應義塾大学医学部大学院修了。アメリカ・ジョージタウン大学留学を経て、杏林大学内科学教授。現在は名誉教授。臨床循環器病学の権威で、専門の心臓に限らず幅広く活躍。執筆活動も盛んで、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とく たま

1
今まで関わった患者や家族の、命や生死、病や運などによるドラスティックな人生を思い返してゆく。これを読んでいるとしんどい人生など山ほどあり、幸せの感じ方や、命の大切さを思い。どうしようもない運命のありようが切なく感じる。経済状態と運に左右されるが、心身は健康でありたい。2018/07/11

パンダネコ

1
患者さんと向き合ってきた回顧録のようなもの。2016/01/20

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