出版社内容情報
58歳の末期癌患者・北斗。彼は脳間海馬移植により、32歳の女性・歌音の体に生まれ変わり……あの外岡秀俊37年ぶりの長篇小説
【著者紹介】
1953年生まれ。76年東大在学中に外岡秀俊名義で書いた『北帰行』で、文藝賞受賞。衝撃のデビュー後、朝日新聞に入社し小説活動を休止。現在、ジャーナリストとしても活躍。著書に『3・11 複合被災』等多数。
内容説明
記憶を失っていく難病の32歳・女性。末期ガンで余命1年を宣告された58歳・男性。男と女はそれぞれの目的を果たすため、互いの肉体に“入れ替わる”ことを決意した。「北帰行」から37年―外岡秀俊が沈黙を破る感動長編。
著者等紹介
中原清一郎[ナカハラセイイチロウ]
1953年、札幌市に生まれる。76年、東大在学中に、外岡秀俊名義で書いた『北帰行』で、第13回文藝賞を受賞し、デビュー。同じ年にデビューした村上龍とともに、その才能は大きな注目を集めた。77年、朝日新聞社入社後、小説活動を休止。社会部、外報部、ヨーロッパ総局長、東京本社編集局長、編集委員などを歴任。在職中の86年、中原清一郎名義で、小説『未だ王化に染はず』を発表したが、外岡の作品であることは伏せられていた。現在、引き続き外岡秀俊名義でジャーナリストとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件