出版社内容情報
「道玄坂探偵事務所」の調査員・根岸千里に与えられた極秘任務はキャバクラへの潜入捜査!? 警察と美人探偵の戦いが幕を開けた!
【著者紹介】
1988年、『血塗られた神話』でメフィスト賞を受賞しデビュー。著書に『ろくでなし』『無間地獄』『カリスマ』『溝鼠』『悪の華』『忘れ雪』『黒い太陽』『枕女優』『引き出しの中のラブレター』他多数。
内容説明
探偵・千里の秘密任務は、キャバクラへの潜入捜査!?ターゲットは警察庁キャリア警視!首を吊った警官、失踪した会社社長、ホームレスの謎の死、そして…闇で蠢く「最狂の男」。
著者等紹介
新堂冬樹[シンドウフユキ]
1988年、『血塗られた神話』で第七回メフィスト賞を受賞しデビュー。2007年に芸能プロダクション「新堂プロ」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Madoka.@書店員復帰を目指し中!
15
久しぶりに新堂冬樹を読んだが相変わらず、中身が無い作品だった。すごく軽い感じなので作品全体に重さを感じない。無意味な話がダラダラ続くので飽きる。2014/03/21
keith
13
謎解きはあるものの、どちらかというとキャバクラのお仕事小説かな。種明かしはちょっと無茶苦茶、これってどうだろう。2014/09/06
ひとまろ
12
美人女性がキャバクラと 探偵事務所のオーナーという設定。 新堂作品に何度か出てきている題材を 組み合わせただけの内容に若干がっかり。 ラストは最初から積み上げたストーリーを ひっくり返す彼ならではの技法が裏目に出るような 感じに仕上がっている。 つまり残念な感じの仕上がり。。。 2014/03/08
みにみに
10
とある警察キャリアに復讐したい栞は協力者からの資金援助を受けて探偵事務所を開業。その裏の顔を暴くため、網を張るキャバクラに所員の千里をキャストとして潜入させる。いろんな人間のそれぞれの思惑。徐々に明らかになる事実。読みやすくサクサク進んだけれど、最後の最後、裏側に隠れていたものがダークかつクレイジーすぎて後味が悪い。あいつの最後に表した素顔の不気味さがヤバかった。でもキャバ嬢たちの顧客を転がす心理戦が面白く、そっちは勉強になりつつ愉しめた。目の前の人間はもちろんだけど周りを見ることの重要さは激しく共感。2024/04/13
色々甚平
10
キャバクラという視点が加わることでどんな小説になるか期待したが、携帯小説を読んでいるような内容。事件も特に深みはなく各人物たちへの思い入れも読み終えて特に感じることができなかった。2014/10/01