ヴェネツィアの恋人

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  • サイズ B6判/ページ数 312p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309021560
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

江戸川乱歩賞作家(『カラマーゾフの妹』)が贈る、怪しくも美しい七夜の物語。さあ、その欲望の代償をお支払い下さい。

著者等紹介

高野史緒[タカノフミオ]
1966年茨城県生まれ。茨城大学卒業。お茶の水女子大学人文科学研究科修士課程修了。1995年、第六回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作『ムジカ・マキーナ』でデビュー。2012年『カラマーゾフの妹』で第五八回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むつぞー

16
幻想譚とかSFとも言える作品たちだと思います。軽くあらすじをまとめるのがとても難しいです。 もちろん短編ということもあるけど、物語自体も曖昧なものを淡々と語るので、だから何なんだ?結局何の話?と思ってしまうところもあります。 確実に読み手を選ぶと思います。 私としても面白いと思った話と、さっぱり判らないと思った話があります。 この淡々とした感じが異国の地・パリやロシアといった空気をまとっているように感じます。 面白いと言うのは違うかもしれないけど、印象に残る作品でありました。2013/03/30

海月

9
幻想的でゴシックな七篇からなる短篇集。特有の狂気を孕む緻密な世界観を短編で表現しうる筆力は見事です。個人的には『空忘の鉢』が好き。なんとなく中島敦を思い出した。他の短篇作品も是非読んでみたい作家さんです。2013/05/09

さとみん

7
虚実入りまじり正気と狂気の境目が分からなくなるこの感じ、高野さんですねえ。 『空忘の鉢』が特に好きです。そして『白鳥の騎士』は『ムジカ・マキーナ』を久々に読み返したくなりました。2013/03/31

びぃごろ

6
「カラマーゾフの妹」に続き2作目。7つの短編からなる。題名から甘い話?と思ったら大間違いw私のカテゴリーの中で異彩を放つ高野さん。あとがきと編者解説により彼女の作品群を知る事が出来たのは大きい。世界史苦手なのでカタカナ名がキビシイのだが「赤い星」は読んでみたいぞ。2013/05/20

なしかれー

5
高野さんの短編集。『ひな菊』だけは読んだことがあった。楽器は人を選ぶの件から、もしかして読者も選んでるのか…と最初から不安になりながら読むも、問題なく世界に引き込まれていった。なんとなく、心の中を覗かれたような陰鬱な雰囲気と相性が良いのかなとか思っていたのだけれど、あとがきを読んで、やっぱり選ばれていたのだと気づく。。なんか、格好いい方なんだな。高野さん。『空忘の鉢』がマイベスト。高野さんの作品はこれで3作目だけれど、他の作品も読もうと思う。2013/08/07

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