東京歳時記―今が一番いい時

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  • サイズ B6判/ページ数 162p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309020846
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

上京して五十年、四季折々の風景と人間模様。日々の暮らしのなかのささやかな発見が輝く、想い出雑記帳。

目次

焼き柿
落ち葉
ピンポン詐欺
ツキ
犬の恩賞
エッセイの題材
柿の木の猫
飴玉
写真
爪〔ほか〕

著者等紹介

出久根達郎[デクネタツロウ]
1944年、茨城県生まれ。作家、古書店主。1973年より古書店「芳雅堂」を営むかたわら文筆生活に入る。92年、『本のお口よごしですが』で講談社エッセイ賞を、翌年、『佃島ふたり書房』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

81
出久根さんの「古本屋歳時記」の続編です。「俳句研究」が終了になるまで連載されていたようです。最初に著名人の俳句が掲載されそれと関連するような話題が紡がれています。あまり他愛にないような話が多いと感じるのですが、それでも興味深く読んでしまいます。例えば「転倒」という題名で松尾芭蕉の「いざさらば雪見にころぶ所まで」俳句があり、その後に旧友の転倒して足を骨折した話が続くのですがそこからご自身のぎっくり腰の話と家の中の階段の話と続きます。うまいですね。2023/03/06

ちいくま

2
大好き著者さんなので、発見即借り。エッセイの一つ一つを大切に読みました。それぞれの冒頭に句が挙げられてるけど、無学なワタシには読めない言葉も多かった… ふりがなが欲しかったなー2020/02/27

wasabi

1
「当たり前の日常こそが歳時記である」と記される言葉こそ、当たり前のようで当たり前に受け入れて従えない、氏ならではの人生観ではなかろうか。そろそろ新作の小説を期待したい。2012/01/05

imo

1
出久根さんは新聞の人生案内の回答者のイメージしかなくて、しかもその回答があんまり好きじゃなかったけど、思ったより楽しめました。人生の先輩って感じ。2012/04/08

おいしいな 

1
あの語り口が好きです。2012/02/06

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