内容説明
昭和に探す「ほどのよい」暮らし、レンタサイクルで半日旅etc.頑張りすぎず、欲張りすぎず、“ほどほど”がちょうどいい…。おひとりさまも楽しい、快適で上手な暮らし方。
目次
頑張らない掃除
ややベジな私と、フードプロセッサー
おばあちゃんの風邪退治
ほの甘くて温か、葛湯の幸せ
ほどのよいカーテン探し
ピンクをめぐる冒険
きれいに泳いでリラックス
体に合う服、体を合わせる服
セミオーダーという選択
ラッパにひかれて豆腐屋さんへ
リヤカーで生湯葉を
温泉の恵み、いつまでも
レンタサイクルで半日旅
歯医者さんを探す
親知らずを抜く
痛みも腫れも過ぎてしまえば
気になる音、どうしていますか
耳栓で楽になったこと
冷房と上手に付き合う
昭和に探す「ほどのよい」暮らし
著者等紹介
岸本葉子[キシモトヨウコ]
1961年鎌倉生まれ。エッセイスト。東京大学教養学部を卒業。会社勤務を経て、中国北京に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rosemary*
46
日々の暮らしあれこれ。頑張り過ぎず、ほどよい感じがちょうど良い。年令が近いこともありなるほどなぁと思いながら楽しめました。先人の知恵を現代に上手く取り入れながら快適に。表紙も好み。2015/03/02
ぶんこ
41
あまり代わり映えのしない生活エッセイですが、それでも感性が共感できるところが多いので読んでいて退屈しません。クロールの泳法には「へぇ〜」ボタン連打。フードプロセッサーは故障廃棄してからミキサーに変えたのですが、最近手作り料理にハマっているので、大根や玉ねぎをおろす度に欲しくなっていたところ。やっぱり買おうかな。2018/01/21
Tadashi_N
22
遠出しなくても、面白いことはできると感じた。2021/07/23
nizimasu
8
岸本葉子さんをまとめ読みしていますがこれはかなりの長編(といったもエッセイなので短いが)書いてあったり個人的にはかなりツボ。最初の方に出てくるフードプロセッサーとミキサーの購入までの紆余曲折はなんともいえない機械音痴ぶりに読者もつい共感を覚えてしまうはず。しかも両者の違いをさりげなくわかりやすく説明までしてくれているので、読んでいるうちについつい買いたくなってしまった。ここでの文章は幾分全体的に説明調でちょっとかしこまった雰囲気。装丁にもそんな几帳面な部分が反映されていて読後感も心地よかったかも2015/08/26
たっきー
7
日々の暮らしについて。読んでいるときはそれぞれの項目でそうだなぁと思っていたのだけど、思い返すとそれほど印象に残っていない。フードプロセッサーとセミオーダーの服にはちょっと惹かれる。2014/07/17