内容説明
壬申の乱の美濃の英雄、村国男依の子・志賀麻呂は、友で「古事記」の編纂を命じられた太ノ安万侶を通じて、律令政治の黒幕・藤原不比等の力をかいまみる。愛を横糸に、激動の万葉の時代を壮大なスケールでこまやかに描く、平城遷都への一大時代絵巻。
著者等紹介
渡辺孝[ワタナベコウ]
1921年生まれ。養蜂家。神戸大学経済学部卒。元岐阜大学農学部講師。国際養蜂学会・日本花粉学会・民族芸術学会会員。元岐阜県教育委員長。1998年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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