出版社内容情報
高校の入学式。「世界中の迷えるベイビーたちを救うため!」と、担任教師が突然、学校を辞めた。センセーはクソなのか? それとも神=ヒーローなのか!? 文藝賞受賞第一作。
内容説明
世界中の迷えるベイビーたちを救うため僕らの担任教師は、突然、学校を辞めた。センセーはクソなのか?それとも神なのか。
著者等紹介
喜多ふあり[キタフアリ]
1980年、大阪府阪南市に生まれる。2008年、「けちゃっぷ」で第四五回文藝賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
m 。
4
劣等感に苛まれ、自分より弱者だと感じるものを見下すことで自分を保っている小心者、工藤。丸尾を興味本位で観察する性悪、楠本。意味不明な言葉を残し、新学期初日に教師をやめた変人、佐竹。佐竹と、それを遠巻きから観察する二人の男子高校生の物語。カオス、矛盾、罵声、傍観、思惑。佐竹が乱入したヒーローショーでのカオスっぷりは必見。綺麗事のない、汚い言葉の罵り合いも、いいな。2014/05/24
ヤマさん
0
ヒーローを目指す元教師。彼の奇想天外な行動により、騒動が巻き起こる。高校生の主人公目線で話が進むため、謎が謎のまま残る部分が多いのですが、それ故に、その後の展開やそれぞれの思惑を自分なりに考える余地が残っていて、読み終わってから色々考えさせられる作品だと思いました。2013/11/04
マエバ
0
(D)2012/06/26
ま~
0
うーん、なんだこれという作品。タイトルの通りの内容。2011/12/18
もえ
0
え、うん、あぁ…え?こんな感じ。どっかで読んだことがあるようなないような。新しくも面白くもないです。
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