取材ノートから―1992‐2009

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309019321
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

人に出会い、土地に出会う。さまざまなジャンルを横断して対象に肉薄してきた第一線のノンフィクション作家が、そのデビュー以来現在まで、時代と切り結んできた足どりの記録。

目次

新東京タワーに王貞治記念館を―唯一無二の文化発信
「日本人の心」演歌は死んだか―氷川きよしデビュー前夜
カウンセリングビジネス繁忙記―現代女性の駆け込み寺
現代“中高年風俗”事情―生と性が絡み合う空間に「癒し」あり
「死の職業病」は、ある日静かに忍び寄る―じん肺、石綿肺から過労死まで
警告!日本人の危機感なき感染症対策―SARSの発生が突きつけたもの
なぜ「名医」は自殺したのか―崩壊する小児科医療
麻原、サリン、ビン・ラディン―炭疽菌テロとエボラ
ソロモン諸島マラリア撲滅隊同行記―もうひとつの国際貢献の現場
沖縄フィラリア根絶の歴史―風土病克服という沖縄戦
奄美諸島―人と風土
『神を描いた男・田村一村』取材メモから―孤高の画家の息づかい
秋田蘭画への誘い―小田野直武をめぐる旅
八幡浜 じゃこ天物語―郷土の食卓を支える矜持
「いくらでも代わりはいる」―大家友和のメジャーリーグ
朝青龍、琴欧洲 強さの秘密は故郷にあり―日本人力士が喪失したもの
プロレスに未来はあるのか―プロレスラー世襲制という起爆剤

著者等紹介

小林照幸[コバヤシテルユキ]
1968年、長崎市生まれ。ノンフィクション作家。明治薬科大学在学中の1992年、『毒蛇』で第1回開高健賞奨励賞を受賞。1999年、『朱鷺の遺言』で第30回大宅壮一ノンフィクション賞を当時史上最年少受賞。信州大学経済学部卒。明治薬科大学非常勤講師(生薬学担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

3
カウンセリングビジネス繁忙記、現代“中高年風俗”事情、沖縄フィラリア根絶の歴史、奄美諸島、「神を描いた男・田中一村」取材メモから、の章は面白かった。特に奄美、一村あたりは非常に興味深く読めた。後は取材ノートというよりエッセイ。あまり面白くない。若干題名に難があるのでは・・・2013/10/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/629087
  • ご注意事項

最近チェックした商品