河童芋銭―小説小川芋銭

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309018966
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

河童の画家、生誕140年・没後70年。牛久沼のほとりに暮らし、水魅山妖に惹かれ、独自な日本画を描き、河童の絵を描き続けた自然人がいた。「平民新聞」の幸徳秋水らと交わり、横山大観に認められ、田舎の幻想世界を追求した農画家の魅力が今よみがえる。その生涯を描く、初めての評伝小説。

著者等紹介

正津勉[ショウズベン]
1945年、福井県生まれ。詩人。72年に詩集『惨事』で詩壇にデビュー。自虐的かつ暴力的な詩的言語で注目をあび、以後、70年代詩人のひとりとして活発な詩作活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽねごん

1
画を描くために生まれてきたような小川芋銭の生涯を淡々とした筆致で綴っていく小説。小説と言っても物語としての驚きもカタルシスも無い。ただ伝記のように小川芋銭の歩みを描く。本人に対して興味が無いとやや読み進めるのが苦しい内容ではあるけれど、一つのことに人並みで無い情熱を注ぐ人生に自分の生きる人生にも生かせる部分はある。2014/03/08

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