アンガウル、ペリリュー戦記―玉砕を生きのびて

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309018690
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

元陸軍二等兵の倉田洋二は、パラオで米軍に敗れ、玉砕を生きのびた後、帰国する。しかしその後、パラオで暮らすことを選び、再びその地に帰ってきた。なにが彼を呼び寄せたのか―。倉田と、同じような運命を生きた元兵士たちを通してみた、極限の戦闘の実際と、その後の逃亡生活を追ったノンフィクション。

目次

第1章 パラオ共和国
第2章 ガダルカナルに出兵
第3章 連合艦隊はどこに消えた
第4章 現地召集
第5章 アンガウル島玉砕
第6章 ペリリュー戦争
第7章 逃亡生活
第8章 玉砕は続いた
第9章 奇跡の生還
第10章 倉田洋二の戦後

著者等紹介

星亮一[ホシリョウイチ]
1935年仙台市生まれ。岩手県立一関第一高校から東北大学文学部に進み、2002年に日本大学大学院総合社会情報研究科を修了。福島民報記者、福島中央テレビ報道制作局長を経て文筆業に転じ、幕末維新史、日本近現代史をテーマに執筆する。福島民報出版文化賞、NHK東北ふるさと賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

teitowoaruku

1
敗戦後も続けられたペリリューの戦い。戦争が終わったことに薄々気付きながらも、降伏しようと申し出る人を銃殺してしまう日本人。群れから離れることを極端に怖れる日本人の特性が玉砕と特攻を生み出し、無謀なこの戦争を生み出したのではないだろうか。2022/01/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/469336
  • ご注意事項

最近チェックした商品