内容説明
カラオケによって世界の夜を変え「タイム」誌で「二十世紀で最も影響力のあった日本人六人」に選ばれた井上大佑の七転び八起きの半生を第一興商はじめカラオケの歴史とともに描くノンフィクション・ノベル。
目次
プロローグ 「タイム」記者の突然の打診
第1章 高一からダンスホールでバンドのバイト
第2章 カラオケ発明も特許取らず
第3章 レーザーディスク出遅れ。第一興商と明暗分ける
第4章 「タイム」で「二十世紀で最も影響力のあった日本人六人」に選ばれる
第5章 「イグノーベル賞」も受賞
著者等紹介
大下英治[オオシタエイジ]
1944年広島県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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α0350α
2
カラオケというのはこんな風に発展してきたんですね。井上さん、保志さんといったカラオケを作った人たちの話を興味深く読めました。「タイム」誌で一緒に紹介されている日本人をみると本当に凄いことをした人なんだなと思い、それがあまり知られていないことは残念だと思いました。と言いつつカラオケは誘われても行かないんですけどね。2012/10/27
チダ(uy1)
1
いまやベトナムなどでカラオケビルがどんどん増えている2017 年。特許については政木和三先生ごとく、取らなかったからこそ、世界に広まったという、「与える」思想思考に脱帽。船井先生からの講演依頼のお話など面白いです。ありがとうございます。 2017/07/14
ななつ
0
私は昭和生まれですが、確かに気が付けば、カラオケというものはありましたね。今でこそ日本人にとってカラオケは、遊びのひとつ。しかし、最初は人前で歌うことは恥ずかしかったなんて聞くと、時代というか、文化ってすごいと思う。いろいろな人が関わってきて、カラオケが今でも浸透しているんだと知りました。2016/07/10
cxphajime
0
バンドマンだから出来たのかアイデア・発想が凄いね、8トラックとは懐かしい車で聴いてたなあ2013/02/19
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カラオケ誕生〜流行のあらましを理解できた。2022/01/10