内容説明
いま、フランス料理は何を語ろうとしているのか。歴史と未来を開拓する16人のシェフの物語。
目次
石鍋裕(クイーン・アリス)―フレンチという枠組を超越する
三国清三(オテル・ドゥ・ミクニ)―未来志向のキュイジーヌ・ジャポネーゼ
村上信夫(帝国ホテル料理顧問)―洋食からフランス料理の巨人へ
根岸規雄(ホテルオークラ総料理長)―リアル・フレンチの徹底追求
中村勝宏(ホテルメトロポリタンエドモント総料理長)―土地に根ざした料理の原点を求めて
ジャック・ボリー(ロオジエ)―揺るぎないフレンチの基礎
井上旭(シェ・イノ)―ソースの名人の足跡を追う
ジョエル・ロブション(ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション)―フランス料理の皇帝は前進する
上柿元勝(ハウステンボスホテルズ総料理長)―素材に対する深い愛情が勝負
斉須政雄(コート・ドール)―本質が湧き出した頂点で味を補う
北島素幸(北島亭)―正統派フランス料理は四谷にあり
高橋徳男(パ・ルマ)―フレンチに再挑戦するスープの達人
鎌田昭男(東京ドームホテル)―進化するフレンチの伝道者
熊谷喜八(キハチ)―フレンチの精神を無国籍料理へ
勝又登(オー・ミラドー)―日本に本格的オーベルジュを作る
平松宏之(レストランひらまつ)―フレンチの風雲児のパリ進出
著者等紹介
宇田川悟[ウダガワサトル]
1947年、東京生まれ。作家。東洋英和女学院大学非常勤講師。早稲田大学政治経済学部卒業。パリに長く住み、フランスの社会、文化、食文化に詳しい
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