過(あやまち)

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309015033
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

夏休み。夫・高貴の田舎へ帰郷していた元監察医の夕子が目を離した一瞬の間に、愛娘の由利は、突如として姿を消した。警察と村人による大捜索、連日のマスコミ取材。しかし、由利が見つかることはなかった。そして、夫も夕子のもとを去って行く。由利と高貴を失ったあの夏の日から2年―。監察医として再び職場に復帰した夕子のもとへ、「高貴の実家近くの家が家事で全焼し、床下から子供の白骨死体が見つかった」という警察からの連絡が入る。白骨死体は、はたして由利のものなのであろうか?その美しい文体とトリックで医学博士・上野正彦氏を唸らせた至極のミステリー、ここに刊行。

著者等紹介

水月佐和[ミズキサワ]
武蔵野女子大学文学部英米文学科卒業。1995年『深海の天女』で第54回コスモス新人文学賞受賞。翌年、法律事務所を退職。1997年『紅葉川』(秋桜社)でデビュー
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいまま

1
少しの間目を離したすきに、娘が行方不明に…連れ去った犯人の理由に納得できない悲しい話2013/04/25

ひーたろー

0
母親がほんの少し目を離した間にいなくなった3歳の子ども。誘拐されたのか、殺されたのか、ドキドキしながら読みました。ただ、犯人を探す過程で、主人公である母親ではなく、話を聞いたその上司が推理を披露し、母親自身はその推理が正しいかどうか確認に回るだけ…というふうに感じた。犯人が子供を誘拐した動機とその後の行動もなんとなく納得いかない…。2012/11/14

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