内容説明
“使ってはいけない英語”を口にするというミスによって、英米人に白い目で見られたり、怒らせてしまったり、人格を疑われたりといった悲劇(喜劇?)が起こらないように書いたのが、この本。
目次
丁寧に言ったつもりが失礼千万になる表現
本来の意味とは違うカタカナ語の危ない使い方
よく知ってるつもりのフレーズの落とし穴
陥りやすい単語の誤用。それを言うなら…
こんなニッポン英語はネイティブには通じない
日本語感覚の英作文がじつは失敗のもと
発音が悪かったばかりにとんでもない意味に…
知らずに使って呆れられる隠れた意味をもつ言葉
品性を疑われる聞くにたえない言葉
きちんと使い分けるべき男ことば、女ことば
米語と英語のこの違いがまさかの誤解を引き起こす
無神経ではいけない性別や民族に関わる表現
著者等紹介
セイン,ディビッド・A.[セイン,ディビッドA.][Thayne,David A.]
1959年、米国生まれ。カリフォルニア州アズサパシフィック大学で社会学修士号取得。日米会話学院、バベル翻訳外語学院などでの豊富な教授経験を活かし、数多くの英会話関係書籍を執筆。英語を中心テーマとして、さまざまな企画を実現するクリエーターグループ「エートゥーゼット」を主宰
長尾和夫[ナガオカズオ]
1963年、福岡県生まれ。語学出版社勤務を経て、現在「エートゥーゼット」副代表。現在、WebベースのTranNet英語読解力養成講座の講師も務めている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
148cm
2
なかなかタメになる一冊。 「Would you mind …」「You’d better … 」は教科書で習ったのとニュアンスが違い、失礼になったり脅迫になったり、とか。 fax, cook, election, fourなど、日本人は発音注意の単語も。イギリス英語とアメリカ英語の違いも多数紹介されていて面白かった。 まぁ、日常のやり取りがようやく…? の自分なんかは、あんまり気にしてたら言葉が出てこなくなっちゃいそうだけど? 知っておいて損はない。たとえいますぐ、咄嗟に使い分けられずとも。2018/08/01
ほっちょる
1
20年近く前のベストセラーだったと思う。語学の学習には、異文化理解が必要であることを、あらためて考えさせてくれた。中には、学校の英語教育で習ったが、日常会話では実用的ではない表現もあった。たとえば、How are you? Fine, thank you.という会話は、ネイティブにはよそよそしい感じがするらしい。あと、lovelyやwonderfulなど、男性が使うと、女性的な響きがする表現があることも面白かった。会話の話し手の背景を理解しなければ、とんでもない間違いをしてしまうということだろう。 2020/03/01
ハム吉
1
タイトル通り使ってはいけない英語の説明。 教科書でしか勉強していなかったら、わからない内容。英語のニュアンスがわかった。日本人が間違えやすい英語の例もあってわかりやすい。2019/02/15
しんせんなとまと
0
コミュニケーションに重要になる、誤解を招く「間違った英語」が学べる。 間違いがちなフレーズ、ニュアンスをわかりやすく解説している。 後半、下品なネタが多い…。2014/08/28
さゆぴょん
0
私が中学で習った英語は何だったのだろう?と考えさせられる一冊。 アラフォー世代(私)は確実に間違った英語が能に記憶されている(笑)2013/06/19