内容説明
文字という痕跡が刻まれるまでの体験のことを聞く、小林紀晴のフォト&インタヴュー。
目次
伊藤たかみ
大鋸一正
角田光代
椎名誠
篠原一
清水アリカ
鈴木清剛
清野栄一
中原昌也
藤沢周
星野智幸
村上龍
素樹文生
山田詠美
著者等紹介
小林紀晴[コバヤシキセイ]
1968年、長野県に生まれる。新聞社で3年半カメラマンとして勤務後、アジアを旅する。1995年『ASIAN JAPANESE』でデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ほじゅどー
6
★★★ 椎名誠「例えばアマゾンのヤノマミ族やヒマラヤや南極の写真はすげえなと思う。でもそれは極端に言えばそこに行けば撮れるわけ。でも、僕はその辺のなんでもない、普通の一家団欒の風景、お父さんがいて息子がいて、変哲もない家族写真に惹かれる。それはその時間その時しかないんです。翌年になるともうガラッと変わってしまう。もう二度と戻れない。一瞬一瞬が過ぎ去っていく場の写真がすごい大切だなってことに気がつきだした。写真がもし心を撮るものであるならばその辺りで自分のメッセージを伝えていかなければいけないと。」2020/10/25
Roy
5
★★★★☆ 小説家(伊藤たかみ、大鋸一正、角田光代、椎名誠、篠原一、清水アリカ、鈴木清剛、清野栄一、中原昌也、藤沢周、星野智幸、村上龍、素樹文生、山田詠美)への 写真家・小林紀晴のインタビュー集。星野智幸目当てで読みました。角田光代はイジメっこだったらしい。逆かと思った。2008/12/01
あか
1
色んな側面が見えて面白かった。知らない作家もいたので、作品読んだ後にまた再読してみようかと。2009/01/04
yocoutad
0
著者インタビューアは国道20号線原作者のカメラマン。素樹文生を知った2011/10/17
nezumi
0
玉石混交のインタビュー集 2000年までに行われた小林紀晴氏の小説家へのインタビュー集。 村上龍、角田光代といった人から、現在では何しているのか分からない人まで様々な小説家へのインタビューが行われている。 私は下らない人間なので、やはり現在名を挙げている人の言葉ほど重みを感じてしまうが、一方で特異な事を言えている人ほど生き残っているのではないかとも思う。 中原昌也の悪ふざけじみたスタンスはやはり面白い。2023/02/02
-
- 和書
- 対岸の家事