内容説明
ある朝、彼女は出て行った。自分の物語を取り戻すために…。リアルで哲学的でミステリアスな長篇ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Maki Uechi
5
★☆☆☆☆ なんじゃこりゃ…途中で何度も壁に投げそうになりました。それでも最後まで読んだ自分を褒めてあげたい。最後にはどうにかまとまるのか?と思いつつ頑張ったのに。なんだよ!まだ2月だけれど今年のワースト1位になりそう。ほんの少しだけいいフレーズがあったので★1つ2015/02/09
刺激的なソーダは過激
2
今まで読んだ本の中で一番最悪。つまんねー話。文章読んでるだけでイライラした。登場人物も好きになれない(城戸さんだけは面白い)。内容も意味不明、自分の理解が悪いだけか?いやそんなことない!!怒伊藤たかみの作品は未だ全作読んでないけど、これから読む彼の作品にこれを超える駄作があったらどうしよう…って不安を覚えてしまった(泣)2013/05/19
ななべぇ
1
装丁がイマイチだったので期待しないで読んでみたら、ビックリ‼️何これ!面白い!文章が面白ろタイプ。好き。カバーをとったらステキな表紙、見返しとしおり紐は綺麗なスカイブルー!上がる。。登場人物もみんな魅力的。特に松葉杖の男は、村上春樹の牛河に似てて好き。「喋ってないとますますどこかに落ちて行く気がする」もっと人物描写を詳しく欲しい。しかし、哲学っぽい言い回しが逸品!「空白という意味」「時間に洗われた今」「音と音の間の不安」「静かな病気」「どうしてではなく何のためにそうするのか」伊藤たかみさん、好き。2023/06/22
Mami
1
村上春樹作品のような、つかみどころのないストーリーなんだけど、私には村上作品より読みやすい。 登場人物たちが何に向かって流れているのか、何のためにそうしたのか、全体像は把握できないながらも、部分的には共感できるようなエピソードやセリフがあって、そういうものが繋がっているような物語。 2009/01/10
酸化
1
なんていうか最悪。物語の起点というものも終息というものも存在してるのか曖昧で、文章全体がはっきりとしていない感じ。結局お前は何が言いたいの?っていうのが強い。あと一番の問題はどのキャラもそこまで魅力を感じないこと2013/12/20