感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
田氏
16
感想は保留かな。アンドレ・ブルトン読んだときと同じ気持ちでいる。ソローキンシモーキンとか、さようならギャン一郎とか、木下ジェロームは射精した古栗なんかはビビッとくるものがあったのだけど、何が違うんだろう。2021/01/09
ぽち
10
20年以上の積読本だけど中原さんはわたしにはずっといる人なのである時代の象徴的な人ではあるけどわたしにはタイムレスではある、著者紹介の欄には既に「へアスタイリスティックス」の名が記されているがわたしが知ったのは「暴力温泉芸者」だ、中原さんの音楽はおおよそ「ノイズ・ミュージック」とされるけどもちろんハーシュ・ノイズもあるけどアシッドとかコラージュもある、本書にはカットアップ/コラージュ/サイケデリックな掌編が収められている。2024/02/02
瀬門春壱
2
一つの関節を外す、その関節を外したことを意識しないために次の関節を外す、ぐにゃぐにゃになって歩けなくなると困るから関節を入れ直す。ついでに眼鏡もかけ直す。視界が悪いと困るからだ。見えすぎた瞬間、包丁を持った老婆が今にも俺を襲おうとしている。それは困るので眼鏡を外す。急所を斬られると困るので関節を一つ関節を外す、その関節を外したことを意識しないために次の関節を…… まあ、そういう小説だ。2018/01/16
isbm
1
★★☆2021/06/14
まるめろ
1
どういう感情を持てばいいのかわかりませんが、混沌とした情景描写と不条理さはある種魅力的。 再読するとまた違ったものが見える気がする。2019/02/03