内容説明
オランダ領インドシナで敗戦を迎え、独立戦争に加わった日本軍人が辿る波瀾の生涯、歴史に翻弄された無名兵士たちへの熱い鎮魂の思いをこめた、冒険サスペンス・ロマン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
木下猛
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1993年初版の本です。太平洋戦争後にインドネシアに残り独立戦争で戦った日本人が主人公です。物語は昭和20年8月から始まります。あくまでも小説だから基本的に地名や都市名なども架空のものになっています。オランダが戦後すぐにインドネシアの再植民地化を目指していた事などはあまり知られていないのではないかと思いました。主人公はあまり感情を出すタイプではありませんが、現地に残った事情などこういう事は実際にもあったんだろうなと思いました。残留日本兵には以前から興味があるのでノンフィクションも読んでみようと思います。2022/02/09