内容説明
国家社会主義権力の動揺、昭和天皇の死、エコロジー、反原発から美空ひばりまで、時代の無意識の課題が最も集約する場処で対決し、思想の原理を根柢から問う待望の情況論集。
目次
テレビはどこへゆくか
スポーツ視たまま
映像の共同体
報道番組
年末と年始の祭り
エコロジー談義
視聴率はどうか
ハイビジョンをめぐって
美空ひばり
テレビCMはいま
視聴者の言ってみるだけ
テレビの話芸
ソウル・オリンピックの画像
ドキュメント画像論
視線論
昭和天皇の死
Mr.マリック論・手塚治虫論
テレビのよさといかがわしさ
ドキュメント性とドラマ性
天安門事件
「現在」化と大衆