内容説明
第105回直木賞受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
17
天啓を受けたかのように突然エレキギターの魅力に取りつかれた少年が、友人たちと一緒にバンドを作る青春小説。洋楽をほとんど知らないのがとても悔やまれます。でも知らないなりにも青春小説として十分楽しめました。とくに後半にかけての盛り上がりにはワクワクしました。純朴な少年たちに対してまだ高校生ながらも女を感じさせる少女たちとの対比がまた面白い。特に海辺での初デートのエピソードが私は好きです。★★★★2010/07/26
ヨー
14
作者は主人公の衝動的な行動やその他をあまりに主観で書いている。また分かりづらい方言に関して()して標準語を使うなど四苦八苦してしまう。ぅーん、あまりはまらなかったなぁ。2019/05/28
高橋 (犬塚)裕道
7
続編「デンデケ・アンコール」を読んだのだがISBNで検索してもでてこないので取り敢えず感想だけ書く。 星4。面白かった!そして相変わらずまどろこっしい!然しそのまどろっこしさを持ってしても音楽好き、ロック好きには間違いなく傑作である!ロック愛が横溢している!兎に角ロック愛が溢れまくっている。「青春デンデケデケデケ」よりも私は面白かった!読んで良かった!2022/10/08
乱読999+α
7
第二十七回文藝賞、第百五回直木賞受賞作品。タイトルどおりの青春音楽小説。勉強に音楽そして恋愛。それ以上に友情。正に青春!遠い遠い過去を振り返りながら、ソウ、ソウだった、と、頷く。小学校の頃からAllNightNipionを聞いていたませガキだった私、ひたすら懐かしい曲のOnParade!奥田英朗氏の「田舎でロックンロール」と並ぶ青春音楽(只、ロックに限る)小説の双璧。懐かしく、面白かった。2016/11/07
ヨッシー
5
やっぱり傑作!デンデケデケデケは一生読んでいける一冊です。青春小説の金字塔とでも言うべき、すがすがしさと爆笑の渦にあふれる、万人に勧められる話です。2009/10/24