絵本徒然草

絵本徒然草

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  • サイズ B5判/ページ数 293p/高さ 26X19cm
  • 商品コード 9784309006321
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0093

内容説明

『桃尻語訳枕草子』につぐ翻訳革命、橋本治の新古典!鬼才田中靖夫画伯の絵がついて「退屈で退屈でしょーがない」(つれづれなるままに)『徒然草』がとんでもなくリアルな中世世界に変わった。青年・卜部兼好の青春ノート「人生なんかつまらない」から、「人生なかなか捨てたもんじゃない」という兼好法師の達観に至る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

姉勤

24
絵本といいつつ、大判挿絵的な。セレクトした徒然草の抄本の現代訳(20年まえぐらいの)。著者の本領は注釈部分。それが大部分。鎌倉末期から、南北朝時代のエリート崩れの卜部兼好さんが、出家して世を見渡して今でいえばブログに刻む。現代の格差が屁のような厳然とした身分の差、そして頽廃した空気。知や文化、人の形が、平準化して劣化コピーを繰り返しそれが有りがたがられる時に、オリジナルを知っている口惜しさなどインテリのジレンマが伝わってくる。かくも生きづらい。ゆえに700年生き残る。 2015/09/22

魚京童!

12
この勢いについていけない。なんかとてつもなくどうでもいいと思ってしまう。っていうか長いよね。つれづれいうだけなのに。同じものの繰り返しはつまらない。最初の興奮を超えられない。出オチ。下り坂。私はそういうの無理だな。昨日は飲んだのに、あまり気持ちよくなれなかった。脳内物質が足りてなかった。つまらなかった。そういうときが嫌いだ。なんか無駄にしてしまったように感じられる。実際無駄だ。有意義な人生とはいったい。2020/03/27

イワハシ

0
再読2007/03/02

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