躓きとしての文学―漱石「明暗」論

躓きとしての文学―漱石「明暗」論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784309005614
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

内容説明

言葉に「躓く」という全意識を賭けた身読の果てに開示した、漱石の秘めたもう一つの世界。本格的な近代小説の最初の作品といわれながら、謎を残したまま中断された漱石最後の作品『明暗』を解体し、漱石が巧妙に構築した「象徴的意味」をその細部に読み込みながら明らかにする画期的論考。

目次

はじめに―言葉に躓くこと
序論 『明暗』について
第1部 喪失
第2部 解体
第3部 帰属

最近チェックした商品