フェノロサ―「日本美術の恩人」の影の部分

フェノロサ―「日本美術の恩人」の影の部分

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784309005393
  • NDC分類 289
  • Cコード C0093

内容説明

なぜ、彼は今も“恩人”なのか?明治11年に弱冠25歳で来日したお雇い外国人哲学教師。内外の強化拡大を図る明治日本にとって、彼が講演する“優勝劣敗”を軸とする社会進化論は絶好の…。鹿鳴館総工費19万ドルの時代に、彼が売却した日本美術品のボストン美術館買上げ額は28万ドルといわれる。にもかかわらず、いまなお顕彰されるフェノロサの知られざる影を追う。

目次

1章 フェノロサを知っていますか?
2章 「フェノロサ・コレクション」の華麗と奇怪
3章 天皇制とキリスト教と進化論
4章 キリスト教と東京大学の闘い
5章 自由民権とフェノロサの「危険な演説」
6章 フェノロサを疑った人々
7章 帝国の興隆とフェノロサの退場

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いわきりなおと

1
「日本美術の恩人」のフェノロサではなく、ただの保身に走るお雇い外国人フェノロサとしてのお話。2012/03/23

Chika-chat

0
結構悪意のある書き方。。。でもフェノロサの論文をを書くには引用を使いやすくて、とても役に立ちました。2011/10/16

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