内容説明
太平洋戦争前夜の難局のなかで、衆望をにない首相となるが、日米開戦を避けられずに辞職し、戦後、マッカーサーによる戦犯容疑での収監を拒み、その前夜に自決した文人宰相の悲劇の生涯を、公私両面からあますところなく描く!毎日出版文化賞受賞。
目次
第1部 若き近衛文麿(家の歴史;憂鬱なる青年;けたはずれの人たち;西園寺門前)
第2部 青年宰相・近衛文麿(持てる国と持たざる国;雪の朝の反乱;仮装会のヒトラー;軍を侮辱するの言辞;「聖戦」の意味;蒋介石を相手にせず;バスに乗りおくれるな)
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