何日君再来(ホーリーチュンツァイライ;いつのひきみまたかえる)物語

何日君再来(ホーリーチュンツァイライ;いつのひきみまたかえる)物語

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784309004822
  • NDC分類 916

内容説明

戦火に揺れる激動の1930年代に生まれ、いまも日中両国の民衆に愛唱される名歌謡「何日君再来」が負い続ける悲劇の運命とは…?8年の歳月をかけ、ミステリアスな謎を追求した渾身のドキュメント!

目次

プロローグ 1979年横浜中華街
第1章 帰ってきた「亡国の歌」
第2章 戦争とともに歩んだ歌手
第3章 上海誰と見る青い月
第4章 我家は東北夢の国際スター
第5章 よき運命常には有らじ
第6章 謎を解く第1報来る
第7章 孤児・小紅から歌姫・周〓
第8章 風雲渦巻く上海映画界
第9章 明星歌手の運命の岐路
第10章 左派対芸術派の谷間
第11章 愛国的作曲家劉雪庵の回答
第12章 流行の全盛期襲う苦難
第13章 上海の空に永遠なれ金の笛
第14章 三たび甦る銀河の旅路

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

長老みさわ/dutch

2
1979年。中華街の街角でテレサ・テンが歌うこの曲を耳にした著者は「戦前の日本の曲が流行」という記事を目にしてこの曲の作曲者、作詞者を探す長い取材を始める。 この著書は1988年刊行で古書市で入手。今(2016年)のライターがこの本を書こうと思ったら関係者の殆どが故人で文献を漁るしか術がなかったであろう。 著者は1938年当時の上海をご存知で上海語・北京語も堪能。関係者の何人かにぎりぎり証言を得ることが出来た貴重な著書である。 数奇な運命を辿った何日君再来とそれを唄った周璇の生涯を追ったノンフィクション 2016/09/27

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