パソコン宇宙の博物誌

パソコン宇宙の博物誌

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  • サイズ B6判/ページ数 196p
  • 商品コード 9784309004563
  • NDC分類 007.6

内容説明

パソコンやワープロはこれまでの文化と無縁ではない。パソコン以前の世界とパソコン以後の世界をつなぎ、文化史におけるパソコンの位置づけをこころみる。

目次

1 遊戯者の本棚
2 資料の遠近法(データベースの黎明―パソコンの新しい美学;印刷機としてのパソコン;データベースの迷信;コンピュータと索引;カードからコンピュータへ;通信データベースと知的検索;比較ニューメディア史)
3 能書家の実験室(漢字廃止の説;電字のルーツ―明朝体からドット文字まで;欧文活字書体の展開―可読性の美学;記号のない文章―ワープロのアキレス腱;書くときは横、読ませるときは縦;紙とコンピュータ;ワープロへの拒絶反応;メディアの脱獄―人間的な媒体を求めて)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハンギ

1
1986年出版。パソコンについて、パチンコやスロットなどのギャンブルマシンやRPGものの「ダンジョンズ&ドラゴンズ」を絡めた記述もあって、いろいろ面白かった。RPGゲームもこの頃あったらしく、それに出てくる迷宮やドラゴンなどについても文化史的に掘り下げている。データベースは日本人には素養として持っていないので、訓練が必要だとか、活字についても書いてあって、今見ても古びていなかったし、ある程度は予見していたんだろうなと思った。ただ紀田さんの本はなんとなく雑誌くさいというか、雑誌的体質の人なんだなと思った。2013/07/15

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