内容説明
ひとは、誰もがいつくしまれた余韻に揺すられながら生きている。母のほほえみ、父の笑顔。慈愛の面影と家族の原風景を、遠い日の子守唄に託した珠玉のエッセイ集。
目次
子守唄の余韻（子守唄；芋ッコ；父親伝授飲酒戒；煮込み；柚子湯；骨；刻む；ぬりえ；粋な；足袋 ほか）
友へ―花によせて（くちなし；露草；コスモス；野菊；椿；福寿草；水仙；桜；水引；おしろい花；撫子；すずらん；月見草；ほととぎす；桔梗；バラ）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちか
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エッセイの魅力を教えてくれた本。従弟の国語の問題集で題材として使われていたのを読み、気になって図書館で借りました。その後手元に置いておきたくなって、古書店にて購入。いい本に出逢えたなぁとしみじみ思える一冊です。少しずつ少しずつ大切に読み進めることの楽しさを知りました。2013/04/19
