出版社内容情報
《内容》 悪性腫瘍に対しては集学的医療,良性腫瘍,退行性疾患,あるいは外傷に対しては低侵襲手術を代表とする「他人に優しい医療」が主流になりつつあり,今後ますます発展・普及していくのは時代の必然といえる。
発展期特有の低侵襲手術を巡る混沌とした状況のなかで,本書は整形外科における低侵襲手術を展望したもので,各領域で低侵襲手術を行っている第一線の方々に手術の実際を紹介,解説していただいた。現在,低侵襲手術に携わっている方々はもちろん,次の世代を担う若い方々,御一読をのぞむ。
《目次》
■おもな内容
●低侵襲手術への挑戦と課題
脊椎・脊髄外科/肩の関節鏡手術/肘関節の鏡視下手術/手の外科領域における低侵襲手術/股関節鏡視下手術/膝関節鏡視下手術/足の外科領域における低侵襲手術/関節外内視鏡手術
●外傷性疾患に対する低侵襲手術
骨粗鬆症性圧迫骨折に対するリン酸カルシウム骨ペーストの応用/胸腰椎破裂骨折に対する内視鏡手術/橈骨遠位端骨折に対する低侵襲手術/指骨折・脱臼に対する低侵襲手術/難治性骨折に対する低出力超音波治療
●非外傷性疾患に対する低侵襲手術
脊椎 a. 新しい進入法を応用した頚椎後方低侵襲手術 b. 腰椎椎間板ヘルニアに対する鏡視下手術 c. 腰椎後方手術に対する低侵襲手術-顕微鏡手術 d. 椎間板ヘルニアに対するレーザー手術 e. 脊椎手術の低侵襲-科学的検証/肩 a. 反復性肩関節前方脱臼に対する内視鏡手術 b. インピンジメント症候群に対する内視鏡手術 c. 肩関節唇損傷に対する内視鏡手術/手根管症候群 a. USEシステムを用いた内視鏡手術 b. 手根靱帯切離刃による皮下手根管開放術/足の外科領域における低侵襲手
目次
1 低侵襲手術への挑戦と課題(脊椎・脊髄外科;肩の関節鏡手術;肘関節の鏡視下手術 ほか)
2 外傷性疾患に対する低侵襲手術(骨粗鬆症性脊椎骨折に対するリン酸カルシウム骨ペーストの応用;胸腰椎破裂骨折に対する内視鏡手術;橈骨遠位端骨折に対する低侵襲手術 ほか)
3 非外傷性疾患に対する低侵襲手術(脊椎;肩;手根管症候群 ほか)
著者等紹介
越智隆弘[オチタカヒロ]
独立行政法人国立病院機構相模原病院院長
菊地臣一[キクチシンイチ]
福島県立医科大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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