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出版社内容情報
《内容》 特 色
■読者対象は卒後10年目くらいの耳鼻咽喉科・頭頸部外科医,内容は教科書的なものを少なくして,実際に診断・手術をしている医師が日々直面する耳下腺腫瘍の諸問題にどう対処すればよいかを解説。
■診断と治療に関する知識を整理するために,“基本的事項”で病理組織学的特徴や診断法と治療法のポイントを簡単に記述。
■臨床の場で問題となるテーマを“Q&A”の形で提議し,現代臨床医学の最前線のレベルで討議した内容をまとめ,診断法と治療法の最良の指針を提示。
《目次》
■耳下腺腫瘍の特徴
基本的事項良性腫瘍の種類,特徴,問題点/悪性腫瘍の種類,特徴,生存率
■耳下腺腫瘍の診断
基本的事項臨床診断上の注意点/耳下腺腫瘍の超音波診断/RIシンチグラムの種類,有用性,限界/CT,MRIの有用性と限界/FNAの有用性と限界/術中迅速病理組織診断の有用性と限界 Q&A各画像診断法の最適な選択と施行順序は?/FNA,術中迅速病理診断,生検/理想とする診断までのフローチャートは?
■耳下腺腫瘍の治療
基本的事項耳下腺浅葉切除術の適応と術式/耳下腺部分切除術/耳下腺深葉腫瘍切除術/下顎縁枝法/耳下腺全摘出術の適応と術式/耳下腺腫瘍手術における顔面神経の再建/拡大耳下腺全摘術と再建法 Q&A最良の手術法(治療法)/Frey症候群,唾液瘻の予防と対策/顔面神経が同定困難なときの対応/多形腺腫再発例の対応は?/術前・術中に良性とされ,永久病理診断で悪性と判明した症例の対策は?/術中・術後の顔面神経の処理/頸部郭清術の適応と範囲は?/放射線・化学療法の有用性と使用法/理想的な治療方針のフローチャートは?/その他
■Coffee Break
こんな時どうする.「しまった.多形腺腫の被膜を破ってしまった.」/「副耳下腺腫瘍:頬部にかたい腫瘤を触れる!?」/耳下腺手術の器具について