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出版社内容情報
《内容》 序より
構音障害の治療方法については,原則的な説明や具体的な方法について,いくつか報告されていますが,いまだ,実際の臨床場面では試行錯誤的なところが多い状態です。また,近年,いろいろな構音障害の実態が明らかになり,従来行われていた方法では対処しきれない治療困難な構音障害も多くみられるようになってきています。そこで,構音訓練の方法の一つとして参考にしていただければと思い,筆者が現在行っている構音訓練の具体的方法についてまとめてみました。
《目次》
■構音障害
構音とは/言語発達・構音発達/構音障害の分類
■構音障害の症状
構音障害の誤り音の分類/口蓋裂(先天性鼻咽腔閉鎖不全症を含む)にみられる構音障害/機能性構音障害にみられる構音障害/異常構音の種類とその特徴
■構音障害の評価診断のための検査
構音検査/構音器官の形態と機能の検査/鼻咽腔閉鎖機能の検査/その他の検査
■構音障害の治療
構音治療とは/構音訓練/系統的構音治療の方法
■構音障害の具体的な構音訓練方法
声門破裂音の構音訓練/咽(喉)頭摩擦音の構音訓練/咽頭破裂音の構音訓練/口蓋化構音の構音訓練/側音化構音の構音訓練/鼻咽腔構音の構音訓練/機能性構音障害(音の置換,省略など)の構音訓練
■構音障害の実態と構音訓練成績
構音障害の実態/構音訓練成績/構音障害の実態と構音訓練のまとめ