出版社内容情報
《内容》 おもな改訂点
■「付録」を巻末に付け,数式の整理と国試関連の問題と解答を示した。
「付録の内容」
(1)各章に記載されている眼光学,屈折に関しての主要な数式や眼球の主要な数値を纏めて整理・記載。
(2)眼光学,屈折,調節に関係する第1回~第15回までの「眼科専門医試験問題」の解答と解説,第1回~第33回までの「視能訓練士国家試験問題」の解答と解説を掲載。
■従来ある各章では(1)新しい知見,(2)新しい文献を追記した。
「各章のおもな改訂点」
第1章 眼光学:節点(結点),レンズによる像の作図,波動光学,波面収差などの追加。
第2章 視力検査:最近わが国でも使われだしたETDRSチャートでの視力の測定法などの追加。
第3章 屈折検査:ビデオケラトスコープ,オーブスキャンなどの追加。
第4章 屈折異常:成人近視,強度近視による血管新生黄斑症の治療,眼内レンズの進歩などの追加。
第5章 調節:老視の手術法などの追加。
第6章 屈折矯正:眼鏡,コンタクトレンズ,屈折矯正手術などの追加。
■索引用語の充実と,調べたい事項を見つけやすくする工夫を施した。
《目次》
●眼光学
幾何光学/波面光学/レンズの収差/眼鏡レンズの種類/眼の光学系(屈折要素)
●視力検査
視力 視力表示法の種類/眼の分解能/視力に影響を与える因子/年齢と視力 視力検査 自覚的視力検査法/他覚的視力検査法
●屈折検査
屈折異常の種類/自覚的屈折検査/他覚的屈折検査/屈折検査の問題点/屈折検査実施手順のまとめ
●屈折異常
屈折度数分布/遠視/近視/乱視/不同視/無水晶体眼(症)/屈折異常と弱視/屈折異常と両眼視
●調 節
調節とは/調節の機構/調節の光学的変化/調節力と調節域/調節と輻湊との関係/屈折と調節の境界/屈折異常眼と調節/調節の神経支配/調節異常
●屈折矯正
眼鏡 眼鏡レンズと眼の光学系/眼鏡レンズの材質と種類/眼鏡フレーム/眼鏡処方の実際 コンタクトレンズ矯正 コンタクトレンズ光学/コンタクトレンズの種類と材質/コンタクトレンズの形態とデザイン/適応と禁忌/コンタクトレンズの処方の実際/管理・指導 手術的療法 角膜に対して/水晶体に対して/強膜に対して
●付 録
主要な数式/眼球の主要な数値/眼科専門医試験問題解答(眼光学・屈折・調節関係)/視能訓練士国家試験問題解答(眼光学・屈折・調節関係)
目次
第1章 眼光学
第2章 視力検査
第3章 屈折検査
第4章 屈折異常
第5章 調節
第6章 屈折矯正
著者等紹介
所敬[トコロタカシ]
東京医科歯科大学名誉教授
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