出版社内容情報
《内容》 1)UICC-TNM第6版に準拠して進行度と臨床病期分類を大幅に改訂した。
2)第3版での病理の項の扱いが,ICD-OコードとWHOの病理分類のみの記載にとどまっていた点を改めた。
3)病理学者5人よりなる小委員会を編成し,頭頸部癌の大部分を占める扁平上皮癌についての記載を中心に据え,他臓器の取扱い規約との整合性に配慮した。
4)第3版で採用した図で見るT分類についてはUICCのアトラスも出版されているため,掲載せず,替わりに早見表としてまとめた。
《目次》
■おもな内容
◆目的と対象
◆解剖学的事項
原発病巣/所属リンパ節
◆治療成績の表示
用語/対象症例/追跡/生存率の算出
◆治 療
外科療法/放射線治療/薬物療法/その他の治療法
◆臨床病期分類およびその付属事項
原発腫瘍(T)/所属リンパ節転移(N)/遠隔転移(M)/病期分類(stage)/病理組織学的分化度/R分類/C因子
◆部位別臨床病期分類および付属事項
口唇および口腔/鼻腔および副鼻腔/上咽頭/中咽頭/下咽頭/喉頭/唾液腺/UICC臨床病期分類要約
◆病 理
肉眼所見と腫瘍の進展度に関する記載/癌のpT因子/組織分類/癌の深達度の記載/組織学的所見/切除断端の記載(断端の記載法)/リンパ節の記載/迅速診断の取り扱い/EMR検体の取り扱いと病理所見の記載/組織学的治療法効果判定
付 治療後機能の判定基準/頭頸部悪性腫瘍登録票(初回登録用)記載要領/頭頸部悪性腫瘍全国登録
目次
1 目的と対象
2 解剖学的事項
3 治療成績の表示
4 治療
5 臨床病期分類およびその付属事項
6 部位別臨床病期分類および付属事項
7 病理