出版社内容情報
《内容》 本ガイドラインは，大腸癌の診療に従事する医師を対象として，
●大腸癌の標準的な治療方針をしめすこと
●大腸癌治療の施設間格差をなくすこと
●過剰診療・治療，過少診療・治療をなくすこと
●一般に公開し，医療者と患者の相互理解を深めること
を目的とし，その結果，日本全国の大腸癌に対する治療水準の底上げ，治療成績の向上，人的・経済的負担の軽減，患者利益の増大につながることが期待される。
《目次》
総 論
ガイドラインの目的／ガイドライン作成の基本方針／ガイドラインの作成と改訂／ガイドラインの公開／ガイドラインの利用
各 論
治療方針
StageO～StageIII 大腸癌の治療方針1.内視鏡治療2.手術治療／StageIV 大腸癌の治療方針／血行性転移に対する治療方針 1.肝転移の治療方針 2.肺転移の治療方針 3.脳転移／再発大腸癌の治療方針／治癒切除後の補助療法 1.補助化学療法 2.補助放射線療法／緩和医療／大腸癌治癒切除後のサーベイランス
治療法の種類と治療方針の解説
StageO～StageIII 大腸癌に対する治療 1.内視鏡治療 2.手術治療／StageIV 大腸癌に対する治療／血行性転移巣に対する治療法 1.肝転移に対する治療 2.肺転移に対する治療 3.脳転移に対する治療 4.4.その他の血行性転移に対する治療／再発大腸癌／化学療法 1.補助化学療法 2.切除不能転移・再発大腸癌に対する化学療法／放射線療法 1.補助放射線療法 2.緩和的放射線療法／緩和医療／大腸癌手術後のサーベイランス 1.大腸癌治癒切除（根治度 A）後の再発に関するサーベイランス 2.大腸癌根治度B 切除後および再発巣切除後のサーベイランス 3.異時性多発癌のサーベイランス
