出版社内容情報
がんの痛みは薬でなくすことができる!痛みからの解放をめざしてもう、がんの痛みを我慢し、その治療薬を恐れる必要のない時代になっているのです――。「WHO方式がん疼痛治療法」は、“いつまでも間断なく続く痛み(持続性の痛み)”から、がん患者さんを解放する効果的な痛み治療の国際基準である。本方式の公表から30年が経過した今、日本におけるさらなる普及と治療薬の適切な使用をめざして、医師と薬剤師が本方式についてわかりやすく解説。日本に新たに導入されたオピオイド鎮痛薬なども扱う。
武田 文和[タケダ フミカズ]
元 WHOがん専門家諮問部委員・元 埼玉県立がんセンター総長
的場 元弘[マトバ モトヒロ]
日本赤十字社医療センター緩和ケア科部長・SCORE-G代表理事長
鈴木 勉[スズキ ツトム]
星薬科大学名誉教授・WHO薬物依存専門委員会委員