出版社内容情報
《内容》 胆道疾患に対する画像診断はMRCP(磁気共鳴膵胆管撮影法;仮称)を始めとして革新的に変貌しつつある。CTやMRIの画像では3D画像も普及しつつある。このようなコンピュータ時代の現状を紹介する成書を編集しようと企画したのが本書である。編者らは『胆道疾患の非観血的治療手技』を1993年に出版したが,7~8年の間に大きく様変わりした状況を実感している。治療手技だけではなく,診断面も充実させて新刊として編集することになった。 《目次》 1)胆道疾患における画像診断腹部超音波および超音波内視鏡診断/ERCPの基本/MRCP/MRCPとERCP/3D-CT2)経乳頭的アプローチESTの基本手技/ガイドワイヤーを用いたEST/バルーン拡張法/プレカッティングとニードルナイフ/プレカッティング3)経乳頭的ドレナージステント療法の選択/メタリック・ステント/プラスチック・ステント/緊急ドレナージ(ENBDを含めて)/悪性疾患のドレナージ療法/総胆管結石のステント療法4)経皮経肝的ドレナージPTBDの基本手技/経皮経肝的ステント療法/経皮経肝胆道鏡を応用した手技5)総胆管結石の切石術切石術の基本手技/ESWLによる治療/内視鏡を応用した電気水圧砕石療法/経乳頭的機械的破砕術/経皮経肝的結石摘出術6)悪性胆道狭窄に対する集学的治療併用療法の意義/RALS療法