出版社内容情報
《内容》 ■改訂第32版の特色
１．広範な臨床検査法のmethodologyに特化したマニュアルという従来の本書の基本スタンスにそって，21世紀の臨床検査領域を志向し，バイブルとしての「臨床検査法提要」の再生を目指した。
２．医師，臨床検査技師を主な読者対象としてきたが，医療のシステム化と専門分化が進んだ現状を考慮，数年の経験をもった臨床検査技師，4年制保健学科学生や大学院学生の使用にも十分配慮した。
３．臨床検査技師国家試験の出題基準の中項目に掲載されている項目に関しては，政令改正により臨床検査技師が実施できるようになった新規の生理機能検査項目なども含めて解説した。
４．ハンディさを重視し，古典的な方法や各項目の非実用的な記載などを思い切り整理することによってスリム化をはかった。
５．かわって新しい方法や概念などを積極的に取り入れて常にup to dateのマニュアルを志向した。
６．画像検査，臨床免疫機能検査，遺伝学的検査（遺伝子検査と染色体検査を統合），輸血・移植免疫，呼吸機能検査，脳波・筋電図検査など重点的に充実・拡張した。
ISBN4－307－05035－5 A5判 1，918頁 定価14，700円（本体14，000円＋税5％）
《目次》
■おもな内容
第1章 基礎編
第2章 尿・糞便検査（含：精液検査・妊娠反応）
第3章 穿刺液・髄液検査
第4章 臨床血液検査
第5章 血小板・凝固・線溶検査
第6章 臨床化学検査
第7章 体液・電解質・酸塩基平衡検査
第8章 内分泌代謝機能検査
第9章 免疫血清検査
第１０章 輸血・移植免疫検査
第１１章 臨床細菌・寄生虫検査
第１２章 ウイルス・リケッチア・クラミジア検査
第１３章 染色体検査・遺伝子検査
第１４章 病理・細胞診検査
第１５章 消化器系機能検査
第１６章 腎機能検査
第１７章 循環機能検査
第１８章 呼吸（気管支，肺）機能検査（含：気管支鏡検査，睡眠時無呼吸症候群検査）
第１９章 神経・筋機能検査
第２０章 その他の感覚機能検査
付・基準範囲一覧・記号一覧
