内容説明
訪れてみたい川辺スポット42カ所を紹介。河川のプロが教えてくれるウンチク話、面白い・珍しい・興味深い話を満載した“川を楽しむ情報源”。アクセスマップや観光情報も掲載。
目次
1 古くてもすごい技術
2 地下を流れる川
3 珍しい川の風景
4 歴史のなかにも川がある
5 自然が造り出す天然・芸術美
6 我こそは一番なり
7 環境に挑戦している川
著者等紹介
末次忠司[スエツギタダシ]
1982年建設省土木研究所河川部総合治水研究室研究員。1988年建設省土木研究所企画部企画課課長補佐。1990年建設省土木研究所企画部企画課課長。1992年建設省土木研究所河川部総合治水研究室主任研究員。1993年建設省土木研究所河川部都市河川研究室主任研究員。1996年建設省土木研究所河川部都市河川研究室室長。2000年建設省土木研究所河川部河川研究室室長。2001年国土交通省土木研究所河川部河川研究室室長。2001年国土交通省国土技術政策総合研究所河川研究部河川研究室室長。2009年独立行政法人土木研究所水環境研究グループグループ長。2010年山梨大学大学院医学工学総合研究部社会システム工学系教授。2012年山梨大学大学院医学工学総合研究部附属国際流域環境研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れっつ
35
今夏の読書感想文課題図書に"荒川"についての本があり、地元図書館で目に留まり借りてみた。川は人々の生活に欠かせない存在だが、大雨で氾濫すると一気に脅威と化す。本書は川の自然な美しい姿や、技術的な工夫、珍しい特徴や歴史、そして珍名・面白い河川標識まで網羅した、ためになって楽しめる1冊だ。中でも驚いたのは、富山空港は神通川河川敷にあり、日本唯一ということ。市街地からの近さと用地の取得し易さからそこに建設されたが、これまでに洪水での浸水は1度も無いそうだ。巻末の川の名前は正直笑える!何でそうなったの?笑…。2023/06/17
びぜんや
2
図書館からの借り本。全体的に文章が硬く、専門的な用語も普通に散りばめられていて読みやすい本ではありませんでしたが、「畳堤」とか「2階建ての川」とか、今まで知らなかった日本のさまざまな川の話がいろいろ載っていて、目からウロコな蘊蓄本でした。硬いなりにテンポよく、手短にまとめられていたのがよかったですね。★★☆☆☆2016/03/05