国際協力―治水インフラ整備の現場から

個数:

国際協力―治水インフラ整備の現場から

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784306094253
  • NDC分類 333.8
  • Cコード C3052

内容説明

OECF(海外経済協力基金)における円借款プロジェクト審査のために訪れた国々での体験談。末期ガンを宣告された著者が死力を尽くして書き残した惜別の回顧録。

目次

第1章 発展停止国家「日本」
第2章 ドキュメント1「円借款への道」
第3章 ドキュメント2「平成の学徒動員」
第4章 東南アジア編
第5章 南アジア編
第6章 中近東・アフリカ編
第7章 南米編
第8章 番外編
第9章 援助の世界で見えてきたもの

著者等紹介

浦上将人[ウラカミマサト]
1959年生まれ。東京大学大学院修士課程(土木工学専門課程)修了後、建築省入省。河川・治水・ダムなど、国土交通行政の各現場で縦横無尽に活躍。1995年4月から2年間はOECF(海外経済協力基金)の技術協力の仕事で、短期間に多数の国へ渡り貴重な国際体験をし、海外技術協力の現場に巨歩をしるす。2012年1月28日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なーちゃま

2
2回目。熱いな、と冒頭から感じた。たった2年間でこれだけのプロジェクトを見て、評価して、とっても大変だっただろうと今ではその一端を理解できる。特にバングラデシュでの治水の難しさは想像を絶していて、川砂の上に建っているからレンガを作っては壊して固い砂を作らなくてはならないなんて、もはやアニメのような話。こうして現場で本気で奮闘している人がいて初めて、ODAがもたらす国益のような私利の話ができるんだなぁと思う。2023/11/17

なーちゃま

2
最後のドイツ外交官に『なぜ遠く離れたアジアに支援をするのか』と聞いて『中国はドイツのマーケットですから』と言われたエピソードを読み、やっと日本は10年遅れぐらいで人道主義至上主義を脱したんだなと分かった。日本の援助は顔が見えない、お人好し、利益主義、様々言われているが援助を戦略的に使うことにもっと敏感になっていかねばならない。治水への知識がないので、治水事業への危機意識を育むことしか出来なかったが、水を制することがいかに人々の暮らしを向上させるかの一端に触れることが出来た。ありがとう浦上さん。2020/05/08

牛タン

1
ODA円借款の治水事業に関わった筆者の体験談。東南アジア、北アフリカ、中南米での計10個くらいのプロジェクトの体験談(紀行のようなもの)と事業の概要が。海外経済協力基金(OECF)はもともと日本輸出入銀行として発足、1960年に独立、99年に再統合してJBICになった。水大切なんだなあと思った。あと中国の北調南水というのは初めて聞いたコトバだった。よくもわるくも公務員が書いた本というかんじ2018/03/04

ぼっこれあんにゃ

1
☆世界を見る目が変わった!今は亡き著者は、治水、利水にかかるODAの融資審査のため、文字通り世界を飛び回り、観光旅行では目にすることはできないと思われる各国の諸事情を体感し、本書でその知見を伝えてくれた。本書から伝わるのは、水の大切さ。世界はカラカラに乾いていて、且つ残った水もよごれている、そして、日本がその水に恵まれているありがたさだ。比較的水資源・環境のイニシアティブを活用すれば、日本の農業も世界に通用いて行く様に思いました。2013/04/04

カヤック

0
・バンカー的な仕事をしている。 ・世界では、水が不足している。今後、日本も巻き込まれる可能性がある。 ・治水事業は、先進国でも重要視されている。 ・気候変動も考えた治水事業 ・宗教、文化、紛争など、様々な事柄と向き合いながら仕事をしなければならない。その環境を楽しめるものが適す。2018/11/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5919166
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品