社会を映す川―災害多発時代の自然・技術・文化

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784306094024
  • NDC分類 517.04
  • Cコード C0052

内容説明

川は社会と共に在り、社会の変化が好くも悪くも川に影響する。あらゆる営みを映し続ける川の姿から災害多発・水危機時代の日本を考える水と日本人の文化論。

目次

第1章 せめぎあう災害と治水(ライン川に治水の新時代を訪ねて;急展開するダム問題 ほか)
第2章 いまの教育と歴史観に思うこと(語り合えた師、井口昌平先生との別れ;敗戦から六〇年の時の流れ ほか)
第3章 川にみる文化(源流の魅力が日本文化を再生する;五感を刺激する公共事業へ ほか)
第4章 土木史を彩る人たち(土木史観養成への第一歩;古市公威生誕一五〇年 ほか)
第5章 私の河川体験記(興津川;安倍川 ほか)

著者等紹介

高橋裕[タカハシユタカ]
1927年静岡県生まれ。1950年東京大学第二工学部土木工学科卒業。1955年東京大学大学院(旧制)研究奨学生課程修了。1968年から1987年東京大学教授。1987年から1998年芝浦工業大学教授。現在、東京大学名誉教授、国際連合大学上席学術顧問。河川審議会委員、水資源開発審議会会長、中央環境審議会委員、東京都総合開発審議会会長、ユネスコIHP政府間理事会政府代表、世界水会議理事など要職を歴任。専門は河川工学、水文学、土木史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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jun paki

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「社会を映す川」読了。 水害は自然現象ではなく、本質的には社会現象である。土地利用の変化、人口移動と分布、財政、防災意識などの社会特性が反映される。とのこと。2009年に出版された本だけど、東日本大震災、ここのところの台風12号を考えると、この指摘を生かせたのか疑問。 2011/09/07

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