講談社選書メチエ
「人類の起原」大論争

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062580557
  • NDC分類 469.2
  • Cコード C0345

内容説明

「ヒトとチンパンジーの分岐は500万年前」。分子進化学者が提唱し、1000万年以前とする筆者らの見解と対立した。はたしてどちらに軍配があがるのか…。人類の祖先を求めた最新の研究成果と、激しく闘わされる論争を、古生物学の立場から分析、解読する。

目次

第1章 人類化石をめぐる論争
第2章 ピテカントロプス発見の謎―化石の発見は、勘か運か偶然か?
第3章 ヒトの進化は急進化―「急進化」の概念の再評価
第4章 分子時計をめぐる大論争―その年代論は正確か

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

印度 洋一郎

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いわゆる分子時計による人類の進化の推察を、古生物学者の立場から批判している。何分門外漢なので、専門家にそう言われればそうかな、としか思えない。北京原人やジャワ原人(ピテカントロプス)発見の経緯について、学者の立場で解説している前半は結構面白い。発掘作業には、学者としての能力だけではなく、事業を管理する能力や、行政やスポンサーとの対外折衝の手腕、そして他分野の研究者との円滑な関係を築けないと無いとダメという指摘は、とても実感がこもっている。2010/06/23

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