内容説明
明治後期から開始され、昭和初期まで発展を続けた日本の曲木家具史(デザインおよび材料と加工法等)をアーカイブするとともに、魅力的な優雅な曲面を持つ曲木家具を今後も持続していくためのソリューションを提示。
目次
第1章 木・竹製品における伝統的な曲げ加工技術と意匠
第2章 蒸し曲げ法の開発と普及
第3章 我が国における曲木家具製作技術の導入
第4章 大正期における曲木家具
第5章 昭和初期における曲木家具
第6章 第二次大戦後における曲木家具
第7章 曲木家具用材の資源と今後の展望
著者等紹介
石村眞一[イシムラシンイチ]
1949年に岡山市に生まれる。福島大学教育学部卒業。博士(工学)。専攻:デザイン史・デザイン文化論。郡山女子大学附属高校教諭、九州芸術工科大学教授等を経て、九州大学大学院芸術工学研究院教授。九州大学芸術工学研究院長。主な受賞:「日本伝統文化振興賞」(日本文化藝術財団、1998年)、「今和次郎賞」(日本生活学会、2009年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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