目次
1 スケルトンドミノ(日本の木の家居の作法=ブリコラージュ;輸入材ラミナーの集成材のスケルトンドミノ;杉の無垢材のスケルトンドミノ;現代の日本の木の家居―スケルトンドミノ)
2 スケルトンログ(木造公共建築の天蓋を架ける作法=プロトコル;スケルトンログによる林業活性化への挑戦;丸太材の品質管理と建築の品質確保;天然トラス材活用を広げるCAD・CAMの進化)
3 日本の木の文明と軸の建築文化(空間こそ建築の真実―その流動性と透明性;木と気の建築の誕生;透気の座標の変遷;木造住宅の近代化)
著者等紹介
黒川哲郎[クロカワテツロウ]
建築家・東京藝術大学名誉教授。1943年北京生まれ。1966年東京藝術大学美術学部建築科卒業。1968年東京藝術大学大学院修士課程修了。1979年デザインリーグ設立に参画。1991~2011年東京藝術大学建築科助教授・教授。主な受賞「いえづくり’85瀬戸内の家」最優秀賞/SD Review,1982「伊東邸」/SD Review,1984「山本邸」/台東区まちかど景観コンクール建築景観賞「上野警察署動物園前派出所」/第3回オホーツクまちなみ整備コンペティション最優秀賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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