思考としてのランドスケープ 地上学への誘い―歩くこと、見つけること、育てること (新版)

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思考としてのランドスケープ 地上学への誘い―歩くこと、見つけること、育てること (新版)

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784306073760
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C3052

出版社内容情報

山間の農家で遭遇する巧みな工作(ファブリケーション)スキルをもつおじいさん「FAB-G」、GPSで記録した「軌跡ログ」を手に地図師となった私「地形と移動」、不寛容なベンチから見える都市と公園の関係「ベンチの攻撃」……。前方後円墳や平城京跡の観察から自宅の庭いじりまで、時間、スケール、事象を絶え間なく往還する〈地上学〉へ!

「ランドスケープが思考であれば、どのようなものづくりやデザインにも、あるいはつくり手だけでなく鑑賞者にとっても、ランドスケープは開かれる。ランドスケープ的であるとは、固いも


【目次】

はじめに

1 FAB-G

100均の工作者
ハイブリッド石積み
サル追い装置
FAB-Gのスキル

2 公園の夏

プレイヤーが見えるゲーム
ルールのレイヤー
地上の論理
公園の地割り
ローカルルールとしての例外条項

風景の写真 1

3 農耕の解像度

里山古墳
農耕の解像度
遺存地割の解像度

4 地形と移動

地形はどこにあるのか

内容説明

「ランドスケープが思考であれば、どのようなものづくりやデザインにも、あるいはつくり手だけでなく鑑賞者にとっても、ランドスケープは開かれる。ランドスケープ的であるとは、固いものをきっちりと仕掛けたうえで園芸的ままならなさを受け入れることである」―地上を眺め歩き、ランドスケープを「使える思考ツール」へと拓いた著者の原点、新版化。

目次

1 FAB‐G
2 公園の夏
風景の写真1
3 農耕の解像度
4 地形と移動
5 ベンチの攻撃
6 土木への接近
風景の写真2
7 終わらない庭仕事
8 ランドスケープの思考

著者等紹介

石川初[イシカワハジメ]
ランドスケープアーキテクト/慶應義塾大学環境情報学部教授、博士(学術)。1964年京都府宇治市生まれ。東京農業大学農学部造園学科卒業。鹿島建設建築設計本部、Hellmuth,Obata and Kassabaum Saint Louis Planning Group、ランドスケープデザイン設計部を経て2015年4月より現職。外部環境のデザインや地図の表現、地域景観などの研究・教育を行なっている。本書の初版である『思考としてのランドスケープ 地上学への誘い』(LIXIL出版、2018)で2019年度日本造園学会賞著作部門を受賞。ほかに『ランドスケール・ブック』(LIXIL出版、2012)、『今和次郎『日本の民家』再訪』(瀝青会として共著、平凡社、2012。日本建築学会著作賞、日本生活学会令和次郎賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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