消えゆくアジアの水上居住文化

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消えゆくアジアの水上居住文化

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  • サイズ A5判/ページ数 168p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784306073456
  • NDC分類 383.9
  • Cコード C3052

出版社内容情報

アジアの水辺に残る、多様性を極めながらも個にして普遍的な水辺の暮らしと、
近代化のうねりを受け、その変容する姿を見つめる――。
アジアの水上住居は原始的のようでいて、環境と一体化する生活空間は今日的な示唆に溢れている。自然の脅威を回避し、快適で持続可能な環境をつくる知恵は伝統文化の賜物である。しかし、急速な都市化の波でこうした空間がいま減少しつつある。10年前は萌芽にすぎなかった現代社会との摩擦に注視しながら、価値あるアジアの環境的な空間づくりをフィールドワークの成果からビジュアルに読み解く。失われつつある貴重な生活文化の記録。小社好評既刊『アジアの水辺空間』の続編。

序にかえて
Chapter1 消えゆく水上居住
Chapter2 アジアの水上の暮らしと住居の変化
 フィリピン・パラワン島のバランガイ
 インドネシア・フローレス島の元漂海民集落
 タイ・パンイ島の海上集落
 カンボジア・トンレサップ湖の湖上集落
 インドネシア・テンペ湖の浮家住居
Appendix 日本の水辺の暮らし
 舟小屋の変化
 消えゆく川面の牡蠣船

畔柳 昭雄[クロヤナギ アキオ]
著・文・その他/編集

市川 尚紀[イチカワ タカノリ]
著・文・その他

舟岡 徳朗[フナオカ トクロウ]
著・文・その他

内容説明

アジアの水辺に残る多様性を極めながら、個にして普遍的な水辺の暮らしと、近代化のうねりを受け、その変容する姿を見つめる。

目次

1 消えゆく水上居住
2 アジアの水上居住の変化(フィリピン・パラワン島のバランガイ;インドネシア・フローレス島の元漂海民集落;タイ・パンイ島の海上集落;カンボジア・トンレサップ湖の湖上集落;インドネシア・テンペ湖の浮家住居)
Appendix 日本の水辺の暮らし(舟小屋の変化;消えゆく川面の牡蛎船)

著者等紹介

畔柳昭雄[クロヤナギアキオ]
1952年、三重県生まれ。日本大学理工学部建築学科卒業。同大学院理工学研究科建築学専攻博士課程修了。専攻は海洋建築工学。工学博士。日本大学理工学部教授を務め、現在、同大学特任教授。著書に『アジアの水辺空間―くらし・集落・住居・文化』(鹿島出版会、1999年・日本沿岸域学会出版文化賞受賞)など。主な作品に“アルミの海の家1・2・3”(2004年、05年・イタリアアルプロゲットアワード受賞、06年)など

市川尚紀[イチカワタカノリ]
1971年、東京都生まれ。東京理科大学工学部建築学科卒業。専攻は建築計画学。博士(工学)。内井昭蔵建築設計事務所、近畿大学工学部建築学科講師を務め、現在、同大学准教授

舟岡徳朗[フナオカトクロウ]
1980年、群馬県生まれ。日本大学理工学部海洋建築学科卒業。同大学院理工学研究科海洋建築工学専攻修了。現在、株式会社大林組勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ParLinnA

3
東南アジアを中心に、水上や水際に集落を形成し水とともに生きる生活文化が分析されている書籍。主に水上で暮らす理由は水産業への利便性から成り立っているが、集落が形成されていく過程で風向や気温に配慮した空間づくりがなされている。興味深いのは異なる国・異なる民族間でも高い気温や風に対する対応としての床下空間の利用法などが共通している点だ。昨今の日本でも内と外の境界を曖昧にした半屋外スペースが設計されることが多いが、それが気候と対応した空間になっている点が素晴らしい。2022/04/02

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