出版社内容情報
乙女ゲームの一大イベント・学園祭が近づく魔法学園。
前世の記憶では、悪役令嬢エカテリーナが劇の主演だったはず――絶対無理!
破滅フラグに震えるエカテリーナは、出演要請から全力で逃げ切って脚本係をすることに。
多忙すぎる兄・アレクセイに楽しんでもらおうと、元社畜の性質を活かして準備を行うが……トラブルは予想外のところからやってきて!?
最愛のお兄様の笑顔のためなら「悪役」だって演じてみせます!
内容説明
乙女ゲームの一大イベント・学園祭が近づく魔法学園。前世の記憶では、悪役令嬢エカテリーナが劇の主演だったはず―絶対無理!破滅フラグに震えるエカテリーナは、出演要請から全力で逃げ切って脚本係をすることに。多忙すぎる兄・アレクセイに楽しんでもらおうと、元社畜の性質を活かして準備を行うが…トラブルは予想外のところからやってきて!?最愛のお兄様の笑顔のためなら「悪役」だって演じてみせます!
著者等紹介
浜千鳥[ハマチドリ]
9月19日生まれ、乙女座A型。『悪役令嬢、ブラコンにジョブチェンジします』(角川ビーンズ文庫)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとうはるみ
18
夢中になって読んだ。読み終えるのが本当に惜しくてたまらなかった。ここまで人を惹きこみ、夢中にさせ、読んでいる間は読む以外を何もかも忘れさせる本は滅多に出会えない。そんな本に出逢えた慶び。そう、慶事であるのだ。物語・小説の効用とか癒しとか没頭する効果とか聞くが、まさに読んでいて癒された1冊である。自分の頭で考えて行動し、クラスメイトたちの意見もキチンと聞き、イレギュラーにも対応してしまう。学園祭の演劇でのあれだけの感動は主人公だから作れたのであってオリガさんではムリであっただろう。素晴らしい!の一言しかない2025/06/18
えーわい
12
学園祭で劇をすることになったエカテリーナは、破滅フラグ回避のため、出演ではなく、脚本や演出指導など裏方に徹する。現代日本のエンタメ品質に近い演出が注目されるが、主演のオルガが劇の直前に音楽神に招かれ不在に。主役の穴をエカテリーナが埋めることに、の巻●エカテリーナ大活躍。マグナが不穏だが、概ね学園生活を謳歌しているのでは?兄と仲も相変わらずで、皇子が入り込めなくて可哀想。劇を通して、ミハイル皇子の思いもますます強まり、鈍感令嬢のスルースキルをどう対策してエカテリーナを捕獲するのか楽しみ。2024/12/09
すがはら
10
ブラコンとシスコンの相乗効果が良い!それでも段々にミハイルの出番が増えてるし、いつか恋愛の方に行っちゃうのかな。読者として今はまだお兄様の輝きが強すぎて、ミハイルに肩入れする気が起きません。おととい来やがれです。ここに王子様は不要!当面はシスコンブラコン劇場が続くと期待します。2024/12/14
色素薄い系
4
だいぶ間が空いたことにより前回何があったのかあんまり思い出せなかったので軽く前回のあらすじを載せてほしいと思ってしまった今回。学園祭の話だったのにそこに行くまでがまぁダルくてですね…エカテリーナが着々と出来るご令嬢になってるのはいいし本人が知らない所で名前が広まってるって所も嫌いじゃないんですけどね…ミハイルが抱く好意も大きくなっているようなのでこの辺が一気に動くなら続きも読みたいんだけど……2025/01/21
菊地
4
本当に久々に出た新刊だったけど、あまりにも変わらないブラコン・シスコンっぷりと大仰な修辞による言葉遣いに実家に帰ったような安心感を覚えてしまった。2024/11/06