内容説明
パリはいま、クルマ社会から脱却し、快適な都市環境づくりへと舵を切った。環境派市長の行動力とエコを自在に楽しむ市民たちの柔軟性が花の都をエコシティに変える。独自色豊かな環境対策の取り組みに迫る。
目次
1章 なぜパリはエコに乗り出したか(パリはなぜパリになれたのか;ふたりのナポレオンのパリ改革 ほか)
2章 クルマ中心社会からの脱却(クルマの隆盛とトラムの衰退;自動車優先社会からの脱却 ほか)
3章 快適な市民生活のために(美へのこだわりがエコにつながった;伸び続ける歩行者用道路 ほか)
4章 環境国フランスへ(サルコジ大統領もエコ推進派;エコハウスと省エネ電球 ほか)
著者等紹介
森口将之[モリグチマサユキ]
自動車ジャーナリスト、交通ジャーナリスト。1962年東京都生まれ。1985年早稲田大学教育学部卒業(数学専攻)。徳間書店、ネコ・パブリッシングなどの出版社編集部を経て、1993年にフリーランスのジャーナリストとして独立。雑誌、インターネット、ラジオなどのメディアで活動中。フランスの自動車を得意分野としており、車両や会社のみならず、現地の交通事情や環境対策なども精力的に取材している。日本自動車ジャーナリスト協会、日仏メディア交流協会、日本デザイン機構、各会員。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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