出版社内容情報
ローカルルールの運用実績を実証的に明らかにし運用実態を計画論的な観点から考察することで、持続可能な都市再生のあり方を提起。日本都市計画学会論文奨励賞受賞。
目次
序 はじめに(本書の目的と構成)
第1部 中央区の概要とまちづくり施策の変遷(中央区の概要;まちづくり施策の変遷)
第2部 ローカルルールの運用実績に関する実証的研究(第2ゾーンにおける用途別容積型地区計画と街並み誘導型地区計画による住宅供給の誘導効果;月島地区における一団地型地区計画と3項道路型地区計画による路地保全を前提とした居住環境整備誘導の実績と効果 ほか)
第3部 ローカルルールの運用実態に関する計画論的研究(市街地開発事業指導要綱と第2ゾーン地区計画の変更の経緯;佃一丁目地区における路地と土地・建物利用の実態と都市計画の実効性 ほか)
結 持続可能な都市再生に向けて(結論と今後の研究課題)
著者等紹介
川崎興太[カワサキコウタ]
1971年茨城県常陸太田市生まれ。1989年茨城県立太田第一高等学校卒業。1993年信州大学教育学部中学英語学科卒業。1995年信州大学大学院教育研究科学校教育専攻修士課程修了。株式会社ゼネラルプランニングインターナショナル入社。1996年株式会社住宅・都市問題研究所入社。2001年株式会社UG都市建築入社。2003年技術士(建設部門・都市及び地方計画)取得。再開発プランナー取得。2007年日本都市計画学会論文奨励賞受賞。2008年筑波大学大学院システム情報工学研究科博士号取得(工学博士)。専門は、都市計画・まちづくり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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